病院に入院する際、カンファレンスなどで入院に必要なものなどが言い渡されます。一般的な店で揃うようなものもありますが、治療や手術に必要な物品などは、一般的な店よりも病院に設置された売店のほうが、より病院で使いやすいものをそろえている場合があります。
私の娘が総合病院にて手術のため約2週間ほど入院したのですが、その時も看護師から「売店で聞けば適切なものがそろってるから」と言われた記憶があります。実際、手術に必要な用品から、その病院で生活するのに必要と思われるものはほとんど揃っています。
また、病院の売店は欲しい人の都合に合わせてばら売りなども行なってくれるので大変便利です。
たとえば、手術で紙おむつが必要とあった場合、手術の時とその直後には必要ですが、まとめて買ってしまうと余ってしまいます。ですが、病院の売店ではそういったオムツを必要とする人が他にもたくさんいるので、バラにして売ってくれます。また、病院の売店の中には、商品だけでなくコピーやファックス、宅配便などを扱っている店もあります。入院が長期になる場合など、こういったサービスは嬉しいですよね。
しかし、病院には病気の治療などの観点から売店まで行けない患者さんもたくさんいます。そういった患者さんにワゴンサービスを行なっている病院もあります。患者さんの部屋へ、主な商品をワゴンに積んで販売するのです。その際、患者さんがワゴンに無いもので欲しいものがあれば注文を取り、後から届けるサービスも展開しています。
病院の売店は、病院内での必要物品がそろうコンビニ的存在であり、その上患者さん同士やそこに訪れたお客さん同士の交流の場ともなっているのです。
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